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危険物乙2(第2類危険物の特性)

ここでは、危険物乙2の試験関係の第2類危険物の特性について見ていくことにします。

第2類の危険物は、消防法の別表第一に掲げられた物品で、可燃性固体の性状を示すものとされています。

可燃性固体とは、次のいずれかに該当するものをいいます。

①火炎による着火の危険性を判断するための小ガス炎着火試験において一定の性状を示す固体。

②引火の危険性を判断するための引火点測定試験において引火性を示す固体。

要するに、火気を近付けたら燃焼するという固体です。

それでは、第2類の危険物に共通する特性を確認します。

・すべて可燃性の固体である。

第2類危険物は、「可燃性固体」ですから、すべて可燃性の固体です。

例えば、三硫化りん、赤りん、硫黄などがあります。

また、鉄粉、アルミニウム粉、マグネシウム粉などの金属の粉末も該当します。

「金属が燃えるの?」と思うかもしれませんが、粉末状になった金属は、酸化される表面積が増えるなどの理由でよく燃えるのです。

・一般に比重は1より大きく、水には溶けない。

第2類危険物は、水に沈みます。

金属などは、水に浮かびませんよね。

また、砂糖や塩のように、水に溶けることもありません。

・低温で着火しやすく、有毒性がある。

三硫化りんという物質は、およそ100℃で発火するので注意が必要です。

また、燃焼速度が速く、それ自体が有毒、又は燃焼すると有毒ガスを出すものもあります。

例えば、硫黄が燃焼すると二酸化硫黄(亜硫酸ガス)が発生します。

二酸化硫黄は人体に有害です。

・酸化されやすく、燃えやすい。

鉄が錆びやすいことは、周知の事実です。

ですから鉄粉などは、非常に酸化されやすいことがわかります。

・酸化剤との接触などで爆発する危険がある。

塩素酸塩類などの酸化剤と接触、又は混合・打撃などで爆発することがあります。

以上で、第2類の危険物に共通する特性はおしまいです。

他にも、微粉状(小麦粉のように細かい粉状)のものは、空気中で粉じん爆発を起こしやすいので、静電気などにも注意が必要になります。

なお、粉じん爆発とは、空気中に一定濃度の微粉状の物質が浮遊し、火花などによって引火爆発を起こすことです。


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