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危険物乙4(第4類危険物の消火方法)

さて今回は、危険物乙4に関する第4類危険物の消火の方法を見ていくことにします。

第4類危険物とは、特殊引火物や第一石油類などの引火性液体のことを言います。

一度火が付くと、爆発的に燃焼が進みます。

実際、大規模なプラント火災では、消火することが困難です。

ただし、小規模な第4類危険物による火災では、延焼を防ぐことも可能ですので、第4類危険物の共通する消火の方法について見ていきましょう。

・主に窒息消火を行う。

第4類危険物の消火では、可燃物の除去や冷却による消火は困難です。

例えば、家庭の料理中に起こる、天ぷら油による火災を思い浮かべてください。

この場合、可燃物の除去は油を取り除くことですが、火が上がっている鍋から油を取り除くのは不可能です。

また、冷却による消火ですが、これは注水による消火です。

油から火が上がっている鍋に、水を入れたら大変なことになります。

高温の油が飛び散って、大火傷するでしょうし、延焼してしまいます。

ですから、第4類危険物の消火では、空気を遮断する窒息消火が適しています。

てんぷら油火災の場合、粉末消火器で、消火剤を噴射し消火します。

消火器が無ければ、鍋を完全に覆うフタを被せたり、座布団を被せたりして空気の供給を断ちます。

・アルコールやアセトンの火災には、耐アルコール泡を使用する。

アルコール類やアセトンは、水に馴染みやすい水溶性の引火性液体です。

こういったものの火災に、泡消火剤を使用する場合は、通常のものでは効果がありません。

ですから、耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火薬剤)を使用します。


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