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危険物乙4(第二石油類:キシレン)

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さてここでは、危険物乙4に関係する第二石油類であるキシレンについて見ていきます。

キシレンは、第4類危険物の第二石油類(非水溶性液体)として、消防法上定められています。

キシレンは、主に他の化学物質(無水フタル酸など)の原料として使用されています。

その他にも、接着剤や油性塗料などの溶剤としても用いられ、軽油やガソリンなどにも含まれています。

キシレンは、ベンゼン環にある水素2つをメチル基(炭素が1個、水素が3個の化合物)で置換したものです。

メチル基が結合する場所には、3つのパターンがありますので、キシレンには3つの異性体が存在することになります。

オルトキシレン、メタキシレン、パラキシレンの3つです。

それぞれ性状が異なりますので、用途も異なります。

キシレンの形状ですが、無色の液体で特異な臭気があります。

性質としては、オルトキシレンであれば、引火点が33℃、爆発範囲が1.0~6.0vol%となっています。

引火点は33℃ですが、工場などで使用時に加熱し、液の温度が引火点以上になると、ガソリンなどと同様に引火性が高くなります。

また、先述したように塗料などに含まれていますので、塗装作業中は換気に注意が必要です。

現場に着火源があると、塗装作業で蒸発したキシレンに、火が付くおそれがあるからです。

もちろん塗料には、他にも様々な引火性液体が含まれていますので、より引火の危険性は高くなります。

キシレンの火災が起こった場合の消火の方法としては、泡、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物により窒息消火をします。

キシレンは水よりも軽いですから、棒状注水は行ってはなりません。


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