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危険物乙4(第三石油類:クレオソート油)

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ここでは、危険物乙4に関する第三石油類であるクレオソート油について見ていきましょう。

クレオソート油は、消防法上の第4類危険物の第三石油類(非水溶性)に分類されています。

クレオソート油は、コールタールを分留するときに得られる留出物です。

なお、コールタールは石炭を高温で熱したときに得られるものです。

クレオソート油の用途は、カーボンブラック原料、木材防腐剤などです。

カーボンブラックとは、クレオソート油を不完全燃焼させて得られるススの様な微粒子で、タイヤゴムの補強剤などに用いられています。

さて、クレオソート油の形状ですが、黄色又は暗緑色の液体で、特異臭を持ちます。

比重は1.0以上あり、沸点は200℃、引火点は73.9℃です。

また、クレオソート油の蒸気は有害です。

長期間ばく露や反復ばく露により、肺、肝臓、腎臓、血液障害のおそれがあり、発がん性も疑われています。

水には溶けませんが、アルコール、ベンゼン、グリセリンなどには溶けます。

加熱した状態でなければ、引火のおそれはあまり無いですが、霧状になったものは引火点以下でも危険があります。

燃焼するとその温度が高く、消火が困難です。

クレオソート油による火災予防のためには、火気を近付けず、冷暗所に貯蔵することなどが重要です。

消火の方法としては、窒息消火が基本で、二酸化炭素、粉末、泡、ハロゲン化物を用います。


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