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危険物乙4(第三石油類:エチレングリコール)

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さて今回は、危険物乙4試験における第三石油類のエチレングリコールについて確認してまいります。

エチレングリコールは、消防法上、第4類危険物の第三石油類(水溶性液体)に分別されています。

エチレングリコールは、アルコールの一種なのですが、消防法上のアルコール類には含まれません。

消防法上のアルコール類は、炭素数3までの飽和1価アルコール(変性アルコールを含む。)と定義されています。

エチレングリコールは、水酸基(OH)が2個くっ付いているので、2価アルコールになります。

ですから、消防法上のアルコール類の定義から外れ、第三石油類に分類されているのです。

エチレングリコールの主な用途は、ペットボトルやポリエステル繊維の原料、不凍液、溶剤、有機合成(染料、化粧品など)です。

本物品の形状は、甘味・粘り気のある無色透明の液体です。

性質としては、比重が1.1、沸点が197.9℃、融点が-13℃、引火点が111℃、発火点が398℃、蒸気比重が2.1となっています。

融点が-13℃なので、寒冷地でも凍りにくく、不凍液として自動車の冷却水に用いられるのです。

また、エチレングリコールは、水、アセトン、エタノール等には溶けますが、二硫化炭素、ベンゼン等には溶けません。

引火点が111℃ですから、加熱しなければ引火するおそれは少ないことになります。

それでも火災を防止するため、本物品に火気を近付けないなどの措置を講じましょう。

もし、エチレングリコールによる火災が起こったら、二酸化炭素や粉末などの消火剤が有効となります。


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