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危険物乙5(第5類危険物の特性)

さて今回は、危険物乙5試験に関する第5類危険物の特性について見ていきましょう。

第5類危険物は、消防法別表第一に定められた物品で、自己反応性物質の性状を示すものをいいます。

ここでは、次のいずれかに該当するものが、自己反応性物質となります。

①爆発の危険性を判断するための熱分析試験において一定の性状を示す固体又は液体

②加熱分解の激しさを判断するための圧力容器試験において一定の性状を示す固体又は液体

自己反応性物質には、メチルエチルケトンパーオキサイドなどの有機過酸化物、ニトログリセリンなどの硝酸エステル類、トリニトロトルエンなどのニトロ化合物などがあります。

では、第5類の危険物の共通特性を確認してまいりましょう。

・可燃性の固体、又は液体である。

消防法における危険物には、可燃性のものとそうでないものがありますが、自己反応性物質は可燃性です。

また、危険物には、そもそも気体は含まれませんので、ご注意ください。

・比重は1より大きい。

比重は水を1とした時の相対的な重さです。

第5類の危険物は、水に沈みます。

・燃えやすい物質である。

「燃える」という現象は、可燃性物質と酸素が化合して、熱と光を放出することです。

第5類の危険物は、燃えやすいので大変危険性が高いことがわかります。

・燃焼速度が速い。

可燃物が一気に燃えてしまうので、爆発が起こります。

・加熱、衝撃、摩擦等により発火し、爆発するものが多い。

例えば、ニトログリセリンは、狭心症の薬として用いられ、またダイナマイトの原料にもなります。

この物品は、加熱、打撃、摩擦で猛烈に爆発するおそれがあります。

ですから取扱いの際、細心の注意を払う必要があります。


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